健康維持にお風呂に入りましょう

日本のお風呂は弥生時代からはじまったようです。

そのころ古代ギリシャでは、巨大な共同浴場が建設されていたそうです。

紀元前三世紀頃には、ボイラーによる熱気浴や高温室はもちろん、熱気を床下に送り込む「床暖房」も備わっていたというから驚くばかりです。

お風呂に入って1日の疲れを癒すことで、冷え性の改善・疲労回復や血行促進にも効果があるので健康を保つ意味でも、毎日しっかり入浴することは必要です。特に低体温の方は必ずお風呂に浸かりましょう。

でも多くの人がお風呂の入り方を間違っていて健康効果を十分に得られていないのが現状では・・・。

温度設定やかけ湯の仕方や浸かる時間など見ていきましょう。

 

目次

◇「かけ湯」のポイント

かけ湯は、心臓から遠い手や足先から必ず行いましょう、間違えると命の危険にもなりかねません。

徐々に身体をお湯の温度に慣れさせるようにするのがここでのポイントです。

熱いかけ湯をいきなり肩などの心臓付近にかけ湯すると、寒暖差の影響が強くなりヒートショックを起こす可能性があるそうです。

ヒートショックとは、急激な寒暖差が原因で血圧が急上昇して、命に関わる心筋梗塞や脳卒中などを引き起こしてしまう事もありますので特に高血圧の方は十分に気を付けてください。

また男性にありがちな、頭からかけ湯をしたり、直接湯船に入ったりするのも、血圧の急上昇につながる危険があるので十分注意しましょう。

 

◇「湯船での姿勢」

リラックスのために、浴槽のヘリに首を預けて腰を浮かす姿勢をとっている方がいますが、逆に肩こり&首こりの原因につながる事もあります。

自宅の狭い浴槽でこの姿勢をとる事で、首付近にある僧帽筋という筋肉が緊張しやすく、首こりや肩こりの原因になる事もあります。

リラックスしているつもりでも実は肩や首にダメージを受けているんですね。

◇「全身浴」

1日の疲れを取るには、細胞内に溜まった老廃物を回収して、栄養や酸素を運ぶ血液を身体の隅々まで循環させる事が睡眠の質にも関係があるので大切です。

そのためには、半身浴よりも肩までしっかりつかる全身浴の方がお薦めです。

全身に適度な水圧がかかって血流が良くなり疲れが取れやすくなります。

さらに、半身浴よりも全身浴の方が、身体が温まる事で血管が広がって血流が良くなる「温熱効果」も期待も同時に得られるのです。

◇「お風呂の温度」は40℃で10分間

 

健康効果の高いお風呂の温度設定は、40℃で10分間湯船につかる事が大切です。

40℃のお風呂に10分入ると血液が全身を巡る事がわかっているためで、疲労回復に効果的です。

さらに、40℃のお風呂は高血圧や冷え性の改善にも効果あるそうです。

10分間は長いという方は、連続して湯船に入らなく前半と後半にわけましょう。

例えば身体を洗う前に5分、身体を洗った後に5分など、合計10分間入る事で同じ健康効果が得られるそうです。

一方、42℃以上の熱いお風呂は、疲労回復につながらないだけではなくて、交感神経が優位になる事で血管が収縮して高血圧につながる危険があるそうです。

40℃だと物足りないという方もいますが41℃も避けたほうがいいでしょう。

40℃という温度は科学的にも証明されているそうですよ!

水素風呂に入っている方は、水素が7分で体内に吸収されるので、前半7分後半5分浸かってくださればいいようです。

水素風呂は、芯まで温まる 骨髄の体温が上がるので湯冷めしにくい。

ワインやお酒類は控えましょう!

◇「お風呂に入るタイミング」

 

お風呂に入ると、体温がグッっと上昇した後に急激に下がります。

この急激な体温の下がり方が、良い睡眠につながるといわれているそうです。

そのためにも、健康の基本となる睡眠のためにも、寝る1~2時間前のタイミングでお風呂に入るのがオススメです。

体温が下がって眠りやすくなり、質の良い睡眠につながるそうです。

◇入浴での危険を避ける方法

弥生時からはじまった健康効果抜群のお風呂ですが、実はたくさんの危険も潜んでいます。

実際にお風呂での事故で亡くなっている人は、年間1万9000人にものぼるといわれています。

そこで、お風呂の危険を避ける方法をお伝えします。

〇危険ポイント①

「脱衣所と浴室の寒さ」

ヒートショックの原因として、この時期に最も危険なのが脱衣所と浴室との寒暖差です。

できるだけ寒暖差をなくす事が、ヒートショックの予防につながるそうです。

今すぐ出来る対策としては、服を脱ぐ前にシャワーを出しっぱなしにして浴室を温める方法です。

できれば、脱衣所には小型の暖房器具を置いて浴室と一緒に脱衣所も温めると良いそうです。

暖房器具を置きましょう。

〇危険ポイント②

「浴室&脱衣所での転倒」

浴室で転倒事故が多いです。

浴室は、何かと滑りやすいです、常に転倒の危険があります。

その対策法は、ホームセンターなどで購入可能なお風呂用の滑り止めテープです。

これを浴室の入り口や、浴槽近くの床、浴槽のフチ、浴槽の中など、滑りやすい場所に貼る事で転倒予防の効果を高められます。

お風呂用マットを活用するのもいいでしょう。

また、転倒の可能性は脱衣所にもございます。

高齢者の方は、立ったままズボンなどを脱ぐと転倒する危険があるので、座った状態で服を脱いだり、どこかに捕まったりすると安心だそうです。

スペースがあれば椅子をおくこともいいアイデアかもわかりません。

健康維持するためには、シャワーよりも湯舟に浸かる事が大切です。

お風呂に入ることで得られる4つの入浴効果

入浴効果1:血行促進で疲労回復

一番のメリットとなるのは、何といっても身体の疲れを癒すことのできる「疲労回復効果」でしょう。

人間は蓄積された疲労を回復する最も有効な手段は「睡眠」と「入浴」の2つの行動は生活が向上すると言われています。

シャワーで汚れは落ちますが、疲労だけが溜まっていずれは大きなストレスとなってしまいます。

ストレスは、健康的には良くない病になるなど、ストレスは溜めないようにしましょう。

入浴効果2:体内から体臭を抑制してくれる

疲労物質である「乳酸」が体内に蓄積されます、この乳酸が増加することで汗の中に含まれるアンモニア成分も増えていきます。

加齢臭などと言われ物質です。

入浴にはストレスを軽減させる効果があります、匂いの元となる皮脂の分泌も抑えることができますので、結果的に体臭の改善に繋がります。

必ず湯舟につかりたいですね!

入浴効果3:睡眠の質や免疫力向上

入浴効果によって「疲労回復」や「ストレス軽減」につながり、質の高い睡眠状態で眠りにつくことができるようになります。

また、40℃のお湯に浸かることによって一時的に体温を上昇させて、緩やかな体温の低下とともに質の高い睡眠へと導き、ベストな眠りに入れるようになります。

また、体温が上昇すると体内の「リンパ球」が増加して、血流が良くなるとともにリンパの流れも促進され、細菌やウィルスに対する免疫力も向上します。

良質な睡眠をとることで、メラトニンというホルモン物質の働きを助けます。

日没後数時間が経った頃、脳の一部でこのメラトニンが分泌されることで体が眠る準備を始め、自然な眠気を感じることができます。

メラトニンの分泌量が増えると、身体には脈拍・体温・血圧がさがるという変化があり眠りの準備が整います。

メラトニンには活性酸素を取り除き、体の老化を防ぎ病気を予防するなどの抗酸化作用があり、健康のために非常に重要なホルモンだと言えます。

入浴効果4:マッサージによるダイエット効果

入浴によって血行が促進され「新陳代謝」が高くなります、ダイエットを行う上でも入浴は非常に効果的あります。

またお風呂の水圧効果によるマッサージで足の疲れやむくみなどを解消することに期待できます。

まとめ
お風呂に半身浴して長時間入浴されている方がいますが、お湯に浸かっている部分の油分がなくなってしまいますので、乾燥肌になってしまう原因です。

特に30分以上もかけてお風呂に入ってしまうと、逆に疲れが溜まってしまうことになるので、十分注意しましょう。

40℃のお湯に10分浸かりましょう、寝る前の1時間~2時間前に入浴をして自然にクールダウンすることで、質の良い睡眠がとれるようになります。

脱衣所と浴室の寒暖差に注意して、脱衣場にもストーブなどを置いて温度差がないようにいたしましょう。

湯舟に浸かっているときの姿勢、全身浴に入浴前のかけ湯も心臓から遠い足先、手先から順に温めてかけ湯をしてから入浴するようにしましょう。

浴室に入る時には転倒防止策として、お風呂マットや滑り止めテープなどを施して健康維持に努めましょう。

◇水素風呂は芯から温まる

水素風呂は、おでんの大根のように芯から温まります。

水素ブームで今では医療現場でも水素が使われるようになりました。

私は、健康維持に週1回水素を吸引しています。

お水はすべて水素水、お風呂は水素風呂に浸かっています。

これ私です(笑)

◇お風呂と体温

体温は明治時代には37℃でした、体温を上げるのは筋肉を動かすことが大切ですが家電品が出てきたことで便利になり、スイッチ1ツであらゆる事ができるようになった。

また車を使うようになり歩かなくなった。

HSPヒートショックプロテインを動かす為に体温が必要

★ヒートショックプロテイン(HSP)とは、傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質のこと。

また、免疫細胞の働きを強化したり、乳酸の発生を遅らせるなどの力も持っています。

乳酸が病気の元です、そこでクエン酸が乳酸を・・・。

つまり、カラダにとってはとてもありがたい存在で、HSPが増えることは、「カラダを元気にする」ことにつながっているのです。

元気が一番

HSPと熱との関係
★ヒートショックプロティン(HSP)は、ヒートショック、つまり身体に熱によるストレスが加わることによって、体内で作られる量が増加します。

 でも、「熱によるストレス」というと、なんだかとても大変なことをしなければいけないような印象を受けてしまいますよね。

要するに体温を上げるわけですから、病気でもないのに熱を上げるなんて難しそう……。

★入浴とHSP
ところが、普段の生活のなかで、簡単にHSPを増やすことができる方法があるのです。

それはズバリ、「入浴」。

お風呂に入って体温を上げ、保温することによってHSPを増加させ、免疫力もアップ。

これなら簡単!いつもの入浴に一工夫するだけで効果があるのなら、ぜひやってみたいものです。

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★正しい入浴方法でHSPを増やしましょう。

まず、体温計で平熱を測ります。

HSPは、体温が38度くらいまで上げ保温することによって体内で作られますが、もともと平熱が低い人が、いきなり38度まで体温を上げるのは難しいですし、身体にも余計な負担がかかってしまいます。

ですからまずは自分の平熱を知り、平熱プラス1.5度アップを目差しましょう。

それから入浴前には、たっぷり水分をとって脱水を防ぐことも忘れずに。

お湯の温度は、40度に設定。

温度を上げすぎるのはNGです。

この状態で、湯船に10分ほどつかっていると、自然に体温は1度ほど上昇します。

そしてこのままさらに後半5分ほど入浴すればOK。

体温が1.5度ほど高くなっていることを、舌下温(舌の下に体温計を入れて計測)で確認して終了です。

入浴後は、部屋を適温にし、身体を冷やさないことも大切です。

この後体温は自然に下がっていき、増加したHSPは1週間ほど体内に残り、その力を発揮します。

HSPのパワーがピークを迎えるのは、入浴から2日後といわれているので、「元気になりたい日」から逆算してこの入浴法を試してみるのもいいでしょう。

水素風呂の入り方です。

一般的には肩まですっぽり使って10分40度のお湯です。

また水素風呂は、お風呂内の目地や換気扇の肺炎双球菌なども死滅するそうですよ!

野菜はシャキシャキに復元します。

肌はツルツル・美白効果も期待できます。

 

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