発酵食品が体に悪い人もいる?

発酵食品が体に悪い人もいる?

小腸の病気「SIBO」は、発酵食品はダメ

「Small Intestinal Bacterial Overgrowth」の略 シーボと読みます

「小腸内細菌増殖症」という意味で、小腸内に腸内細菌が過剰発生する病気です。

SIBOと名前が似た、SIFOは小腸内にカビの菌(カンジダ菌)が異常増殖した病的な状態です。
small intestine fungal overgrowthを略してSIFO、訳すと小腸真菌異常増殖症です。

間違わないようにしましょう。

目次

◇小腸の役割

小腸は長さ6メートル~8メートルの筋肉の管でできていて、消化管の約80%を占めています。

上から十二指腸、空腸、回腸の3つに分かれています。

小腸の働きは栄養分の吸収と輸送です。

胃で消化されかゆ状になった食物は少しずつ、十二指腸に送り込まれます。

小腸のなかには、たくさんの微絨毛や腸絨毛など、ヒダ状になっていて、栄養をムダなく吸収したり、免疫細胞たちが外敵とたたかったりしているのです。

日本人は、欧米人の約倍以上腸の長さがあります。

欧米人は肉食文化、腸内で毒素が発生するために、いち早く便として排泄しないとダメなので腸は短いのです。
だから足長くて胴が短い。

日本人はその逆で、胴長短足です。

日本人は、農耕民族 穀類中心の食事文化なので、栄養素の吸収に時間がかかります。
だから腸が長いのです。

その為に、欧米食や過剰なストレスにより腸内の様々な病気になる方も多いようです。

暴飲暴食
抗生物質の摂りすぎ
抗生物質使用の食肉の食べ過ぎ
痛み止め、NSAIDSの摂りすぎ
アマルガム(銀歯)
ステロイド(全身投与)の長期使用
がん治療(放射線またはケモセラピー)なども原因の要因?
胃酸を抑える薬を飲んでいる。
ステロイド、抗生物質、ピルいずれかを長期間飲んだことがある。
遅延型フードアレルギーがある。
食事アレルギー、とくにヒスタミン食品に対して。
小麦をよく摂る。

<SIBOチェック>
・少ししか食べてないのにお腹が張ってしまう。
・下痢気味又は便秘気味
・頻繁に腹痛がある
・おならがよく出る
・お腹がよくギュルルルと鳴く

一般的に、女性は便秘が多くて、男性は下痢が多いと思います。

女性の大腸がんが多いのも理由がわかります。

_小腸の病気SIBOの原因

・ストレス
ストレス社会と言われていますが、新型コロナウイルスの原因で外出規制によりさらにストレスを感じている人いるのではないでしょうか?
ストレスを受けると、小腸が食べ物を移動させる機能が低下してしまう。

食物が小腸の中にいる時間が長くなると、食べ物が小腸内の細菌のエサとなり細菌が増殖してしまいガスを大量発生させて、お腹のトラブルを引き起こしてしまう。

・納豆などに含まれる糖質


お腹に良いとされるいるヨーグルトや納豆は、お腹に不調がない人には効果的ですが不調のあるかたには、不向きです。

便秘・下痢・お腹の張りなどで悩んでいる人の場合、ヨーグルトや納豆に含まれる糖質(二糖類)が細菌のエサとなり、小腸内の細菌やガスを増やしてしまいます。

他にも、パスタ・パン(小麦粉全般)・リンゴ・タマネギ・ニンニクなどに含まれる糖質はガスを発生させやすいので注意が必要です。

一方、お米の糖質(多糖類)は、小腸でガスを発生させにくい性質を持っています。

そのため、お腹のトラブルに悩んでいる方は、パンよりもお米を選んでください。
白米より五穀米や発芽玄米などのブレンド米をオススメします。

パン(小麦粉)には、他の問題も潜んでいます。


セリアック病・グルテン過敏症です、こちらも腸の病気です。

グルテンはグリアジンとグルテニンという異なる性質のたんぱく質が結びついたもので、小麦粉に水を加えてこねることで形成されます。

テニスプレーヤーのジョコビッチは、極度の疲労で試合を辞退しております。

その後、原因がグルテンだとわかり、食事を見直しグルテンフリーの食事をして復活した。

慢性的な腹痛がなくなったこと、やる気が湧きプレーに集中できるようになったこと、自然に5kgほど減量できて、身体が軽く強くなったこと、脳内にかかっていた霧が晴れ、思考が明瞭になったことなど、心身全般に現れたといいます。

さらに、長年悩まされていた鼻詰まりもなくなったようです。

そのおかげでパフォーマンスが劇的に向上して、3つのグランドスラム大会を制して、世界ランキング1位を獲得、テニス界の絶対王者といわれるまでに強くなれたと本人が言っております。

錦織圭のスポンサーに日清食品があります、因果関係はあるのでしょうか?????

間食は禁物です。

「SIBO」予防法

お腹の不調とオサラバ!今すぐできる「SIBO」予防法

食事の前に歯を磨く
口の中にはたくさんの細菌が潜んでいて、なかには小腸内でガスを出す種類の細菌も存在します。
食事前に歯を磨く事で細菌が小腸へ侵入するのを防ぐため、SIBO予防につながります。

適度に立つ
胆のうから分泌される胆汁には、小腸内の細菌の増殖を抑える働きがあります。
立つ事で胆のうの収縮がスムーズになり胆汁の分泌量が増加するので、座りっぱなしの方は1時間に1度は立つ努力をしましょう。

腹巻きをする
お腹を温める事で血流が良くなり小腸の粘液が増加して、小腸の働きを活発にする事ができます。
また、温かい飲み物でお腹を温めるのも効果的です。

お腹をマッサージ
小腸に刺激を与える事で運動機能が向上させます。
食べ物をスムーズに大腸まで移動させる事ができ、小腸内での細菌を発生予防につながる。

<お腹のマッサージ方法>
▼おへその中心から左5cmからおへその回り、円を描くように、お腹が少しへこむ程度の強さでマッサージします。


▼朝晩5回ずつ行うと良い お風呂の中でもマッサージしましょう。

またウォーキングやジョキングなどもお試しください。

健康の為に発酵食品を食べなさいと言われて、一生懸命食べている人がいますが、病気だと逆に良くないこともあるのだと実感しました。

例えば脂質異常症で薬を飲んでいるのに、ヨーグルトを食べたり動物性食品を摂取しておりますが、理解に苦しみます。

体の中でコレステロールを作られているのに外部から摂取すれば数値は上がります。

体内で作られるコレステロールの原料は、脂質、糖質、たんぱく質の3大栄養素です。これら3つの栄養素の分解過程で出来るアセチルコエンザイムA(アセチルCoA)がコレステロール合成の出発点です。コレステロールが作られる場所は主として肝臓で、小腸、副腎皮質、性腺などでも作られています。

体内におけるコレステロール量の調節には幾つかの仕組みがかかわっていて、動的恒常性(ホメオスタシス)が保たれています。

加齢や様々な理由からホメオスタシスが保てなくなり、脂質異常症や高コレステロール血症を起こす場合があることも忘れてはいけません。

-健康維持関連
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